息子とワンコと私

4年生の息子と2才のトイプードルと介護士の私の毎日を綴ったブログです。

一歳の息子を抱えて

私は息子が一歳の時、シングルマザーになった。
決してシングルになりたくてなったわけではない。
旦那の借金で生活がボロボロになっても、まだ尚、息子の為に、この家庭を立て直そう‼と私は強い気持ちをもっていた。
私が息子の為に家計をやりくりして貯めた100万円!これさえあれば、立て直せる!と思っていた。
しかし、通帳を確認すると、残高は0円…
旦那は「すまない」と話した。
私の知らない間に通帳と銀行印を持ち出して、100万円をおろして使ってしまった。と話された。
私達夫婦の中で、このお金だけは絶対に手をつけないように頑張ろうと、話していた息子の預金通帳が0円…。
私はこの時点で、強い気持ちが音を立てて崩れるのがわかった。
頑張ろうというきもちが「迷い」に変わった瞬間だった。
息子の為にパパが必要。
息子にご飯を食べさせてあげるためにはお金が必要。
とうとう、旦那の親が話し合いに加わった。
私の親は、もう、相手と話したくもないと怒りを露にした。
相手の親は、旦那が結婚前からもずっと借金を繰り返していたこと、そして、それを親が返金したりしてきたこと、全く私が知らない旦那の過去を教えてくれた。

旦那の母は言った
「貴方と子供の為に別れなさい。」
私は自分の耳を疑った。
相手の親からそんな言葉を聞くとは思わなかったからだ!
「別れた方があなたたち親子のためだから、あなたたちの生活は責任もって私達が支えます!だから、別れた方がいい。」

今年で、息子は10歳になる

シングルになって、私と息子だけの生活になって9年になる。
今も、元旦那の両親は、なにかと言えば私達の力になってくれる。息子も年に一度、おばあちゃんとおじいちゃんに会うのを楽しみにしている。
今の私と息子はそこそこ幸せである。
ちゃんとご飯も食べれている。
ちゃんと習い事をもさせてあげれている。
ちゃんと買いたいものを買ってあげれている。
少し衝突することもあるけれど、私は息子が大好きで、息子も「ママ大好き」と抱き締めてくれる。

大きな選択だったが、あの時の決断は間違っていなかったと実感している。

#「迷い」と「決断」

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